大分県代表<だご汁> 宮崎県代表<冷汁>

全国のご当地味噌汁の中から、大分県のだご汁と、宮崎県の冷汁を紹介します。大分県のだご汁は別名だんご汁といいます。どんなものかなんとなく想像できますね。みや咲き県の冷汁はその名の通り冷たい味噌汁です。

だご汁

だご汁は別名だんご汁とも呼ばれ、南九州全域で食べられています。小麦粉で作った平たいだんごを入れて作る味噌汁ですが、大分県や熊本県ではだんご状ではなく、きしめんのように、麺状にしたものが食べられている地方もあります。簡単に言えば豚汁にだごを入れた物だと考えればいいでしょう。昔は一日中農作業で忙しく、食事の支度の手間を省きたいと考え、簡単にできるメニューが考案されました。簡単で早く、そして腹持ちが良くてエネルギーも十分、そこで考え出されたのがだご汁だったのです。農家の近代化と共に簡単に作って簡単に食べるという精神は消えてしまいましたが、だご汁は一般家庭へと浸透していき、郷土料理という地位を築いたのです。だご汁の中身も素朴なものから様々な素材を入れる物へと変化していきました。

だご汁のレシピ

だご汁に入れる野菜はお好みでアレンジしてみてください。お好みで豚肉や鶏肉、ゴボウ、こんにゃくなどを入れてもいいでしょう。基本となる作り方を紹介します。ここでは麺状のものではなく、だんご状のだご汁の作り方を紹介します。

材料

・強力粉 100g ・塩 少々 ・ぬるま湯 大さじ5杯 ・里芋 500g
・大根 200g ・人参 1/2本 ・干し椎茸 4枚 ・油揚げ 2枚
・長ネギ 2本 ・煮干し 20g ・水 6カップ ・味噌 60g

作り方

※しょうゆと砂糖で味付けする食べ方もあります。試してみてくださいね。

冷汁

これまで紹介してきたご当地味噌汁が、冬に食べて体を温めるというものが多い中、宮崎県の冷汁は夏にお勧めの味噌汁です。各家庭の味があり、これといった決まったレシピもありません。どこの家も、自分の家の冷汁が一番おいしいと思っているのです。郷土料理というよりも、宮崎県でいう「おふくろの味」とでもいいましょうか。夏の暑い宮崎では、食欲が落ちた時などにはとても重宝されるのが冷なのです。

冷汁のレシピ

冷汁に入れる具は、キュウリさえ入っていればあとは何を入れてもお好みでOKです。基本となる作り方を紹介しますので、アレンジして作ってみてください。

材料(4人分)

・煮干し 150g前後 ・おぼろ豆腐 1丁 ・きゅうり 1本 ・青しそ 5枚
・白ごま 大さじ3杯 ・水 3カップ ・麦味噌 大さじ2〜杯 ・鰺のほぐし身 適宜

作り方

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